不登校でも中学・高校卒業できる!サポート校・通信制高校の選び方、親の感想は?

こんにちは。

突然ですが、私の子どもは中学2年生から不登校となり、中学2年、3年は一日も登校することなく、中学校は卒業。

その後都立高校に進学したものの、3カ月でまた不登校に。翌年10月にサポート校で通信制高校に編入。

文字通り「サポート校」のお陰で、3年で通信制高校を卒業しました。



現代では不登校で悩んでいるご本人やご家族も多いと思います。

そんな方々へ、自分の体験談をお話しすることで、少しでも悩みが軽減できればと、今回はサポート校と通信制高校についてご紹介します。

目次

そもそもサポート校って何?

皆さんは「サポート校」という学校をご存知ですか?

私は、子どもが不登校にならなければ「サポート校」という存在を知らなかったと思います。

サポート校とは、通信制高校を卒業する為の、色々なサポートをしてくれる学校です。

低い通信制高校の卒業率

通信制高校は、希望すればほぼ誰でも入ることができ、自分で勉強を進め、決められた日程で通学もして、高校卒業を目指していきます。しかし、実際のところ、通信制高校に進学し、卒業した人の卒業率は通常の通学する高校と比べて、低いのが実状です。

単位を取得して、卒業を目指していきますので、在学期間は3年以上かけてもいいのですが、途中で挫折する人も少なくありません。

数年間、一人で自宅で勉強し、レポートを作成、提出し、卒業するのは、モチベーションの維持も大変です。

サポート校は高校卒業に向けたサポートを行う学校



サポート校は、通信制高校を卒業するための支援(サポート)をする学校です

通常「高等学校」と言われる高校は、学校教育法という法律により「高等学校」と決められていて、単位を取得することで高校卒業資格を得ることができます。

サポート校は、学校教育法による高等学校ではないので、所属して勉強するだけでは、高校卒業とはなりません。学習塾のようなものなのです。

ですので、サポート校に所属し、提携している学校教育法で決められている「通信制高校」にも所属することになります。

サポート校は、高校卒業のための単位取得のための学習計画作成、レポート作成・提出のフォローはもちろん、進学に向けての相談や、精神面のサポートをしてくれる場所なんです。

その人に合ったサポート校を選ぶには?

では、自分の子どもに合ったサポート校を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか?

我が家の場合、中学、高校と子どもとの会話はほとんどなく、本人がどうしたいのか、高校に行きたいのか、将来どうしたいのか、話し合う機会はありませんでした。子ども自身もどうしたいのかを考えられない時期だったのだと思います。

子どもは、親と顔を合わすと説教をされたり、現実に向き合わないといけないので、自分の心を守るために、ひたすら顔を合わせないようにしていたのだと思います。

生活は昼夜逆転で、私がいない時を見計らって、用意していたご飯を食べたり、全く食べなかったり。

そんな中、高校は卒業した方がいいのではと、会話はできないのでメモで、「高校に行く気はあるのかないのか」と聞いたところ「ある」という答えが返ってきました。

毎日通学する高校は、都立高校に通えなくなった時点で選択肢にはなく、色々な通信制高校を比較することとしました。

そんな時に役立ったのが、通信制高校比較サイトです。

全国の通信制高校から、条件に合った高校を選び、資料請求が一括でできるので、色々なサイトで時間をかけて調べる必要がありません。

親が色々と調べることが本当に本人の為になるのか、行きたい気持ちが出てきたら、自分で調べて自分で進んでいくのではなど、葛藤はありましたが、最終的に決めるのは本人であっても、色々な機会がある、生きてく方法は色々あるんだよーという選択肢を伝えることは本人の為になると思い、通信制高校を勧めました。

私はこちらのサイトから資料請求して、サポート校・通信制高校を選びました。もちろん無料で色々な学校の資料請求ができますのでおススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだまだ不登校・引きこもりの子の進学についてご紹介したいことはたくさんあります。

一つ言いたいのは、自分の子どもの不登校・ひきこもりを恥ずかしい事とは思わないことです。

周囲からは「親の育て方が悪いからこうなったんだ」、「お父さんのいない、ひとり親家庭だから」、「貧しいから」、「甘やかしているから」、「無理やり力ずくでも学校に行かせないと」とか、面と向かってではなくても、陰で言う人もいると思います。

私は両親がいない環境で育ったので、「親の存在を知らない自分が、子どもを育てたのが悪かったのか」等々、毎日色々と悩みました。

でも、自分のせいにしても、子どもの不登校という現実から逃れることはできません。まずは現実を受け入れること。

焦っても叱っても、正論を言っても、不登校・ひきこもりの子どもの心には響きません。むしろ更に殻に閉じこもってしまいます。

不登校・ひきこもりは子どもの心のSOSです。好きで不登校・ひきこもりになっているわけではありません。

「学校に行く」ことが、その子の人生の全てではないですし、学校に行かないとしても自分の子どもであることに変わりありません。

今後も自分の体験談をご紹介できたらと思っていますので、よろしければ、また見に来てください。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。



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