3月21日に最終回を迎えたTBSの日曜ドラマ「天国と地獄」。
真犯人は誰なのか、黒幕はいるのか?
ハラハラドキドキのこのドラマ。最後まで目が離せませんでした。
最終回の10話目は夜9時から10時15分までの75分スペシャル。
今日は今までのあらすじと最終回がどうなったのかご紹介します。
目次
天国と地獄最終回はどうなる?
最終回の予告編はこちら。
前回9話目で、日高(髙橋一生)を隠ぺいした容疑で河原(北村一輝)に手錠をかけられた彩子(綾瀬はるか)。
最終回ではいったいどうなるのでしょうか?
前回9話目までのあらすじは・・・
TBSで公開されている第1回目から第9回目のあらすじを紹介します。
実際に映像を見たい人は、Paraviで1話~9話まで公開されていますので、見てみて下さい。
天国と地獄 第1回目のあらすじ
綾瀬はるか演じる望月彩子(もちづきあやこ)は、努力家で正義感が強く、上昇志向も強いが慌てん坊な刑事。
ある朝急いで出勤しようと電車に乗ってから、マスクを忘れたことに気づき、その時に髙橋一生演じる日高陽斗(ひだかはると)が自社製品であるというマスクを譲ってくれた。
そんな中、とある殺人事件が発生し、彩子が現場に駆けつけることに。
向かった先には、遺体の口内にパチンコ玉が詰められた、猟奇的殺人現場が広がっていた。しかしその猟奇的惨状の反面、掃除されたばかりのような清涼感を感じる現場に違和感を覚える彩子──。
そんな彩子の違和感を解消したのは、彩子の能天気な同居人・渡辺陸(柄本佑)。清掃現場でアルバイトをしている陸によると、匂いのない業務用の特殊洗浄剤がこの世に存在することが分かる。
その洗浄剤の製造元は電車内でマスクをくれた日高が経営する創薬ベンチャー企業のコ・アース社だった。
彩子は早速日高のもとへと会いに行く。しかし、その時はまだ、表向きは若くしてベンチャーを立ち上げた敏腕経営者・日高が、裏の顔は類まれな頭脳と知識を駆使したサイコパスな殺人鬼であることは知る由もなかった。
そしてラストに二人は階段から転げ落ち入れ替わってしまう。
引用元:https://www.tbs.co.jp/
天国と地獄 第2回目のあらすじ
捜査一課の刑事・彩子(綾瀬はるか)と殺人事件の容疑者・日高(高橋一生)は、階段から転げ落ちた拍子に魂が入れ替わってしまった。
彩子<日高>は日高<彩子>に「出頭して一生を塀の中で過ごすか、それとも自分と協力して容疑を晴らすか」と二者択一を迫る。
仕方なく協力して容疑を晴らすことを選択した日高<彩子>は、彩子<日高>の指示通り、家宅捜索が入る前に日高のマンションからダンボール箱をこっそり持ち出す。
中に入っていたのは連続殺人の証拠となり得る品々だった。
なんとか家宅捜索を乗り切った日高<彩子>は、そのまま河原(北村一輝)の事情聴取を受ける。そして、その様子を別室で見つめる彩子<日高>と後輩の八巻(溝端淳平)。
八巻は彩子の雰囲気がいつもと違うことを変に思って尋ねるが、「路線変更です」と煙に巻かれてしまう。
警察は日高が犯人である確たる証拠を見つけられないまま、秘書・樹里(中村ゆり)の素早い根回しで日高<彩子>を釈放。
マンションに戻った日高<彩子>は、居候の陸(柄本佑)のことを考えた。一緒に暮らしている陸なら、きっと本物の彩子ではないことに気づいてくれるはずだ。
ところがその頃、陸は彩子<日高>と仲良く食卓を囲んでいた。
天国と地獄 第3回目のあらすじ
彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)の魂が入れ替わったことに八巻(溝端淳平)が気づいた。
日高<彩子>は、後輩の八巻に今後のことを相談。
まずは河原(北村一輝)ら警察よりも先に日高が捨てた革の手袋を手に入れる必要があった。もしも手袋から日高の指紋と被害者のDNAが検出されれば、自分(日高<彩子>)が捕まってしまうため、警察が手袋を見つけた段階で、八巻がこっそり別の手袋とすり替える作戦を立てる。
入れ替わってもなお日高を捕まえることを諦めない彩子。しかし、彩子<日高>はそんな日高<彩子>の考えなど見抜いていたようで…。
警察では、河原が拾得物の中から革手袋を集めていた。そして、集まった大量の手袋を鑑識部屋に持ち込むと、そこにはなぜか彩子<日高>の姿が。鑑識の新田(林泰文)を手伝いに来たというが、はたして真の狙いは…。
そんな中、「太陽と月の入れ替わり伝説」に出てくるシヤカナローという花を見つければ、自分も元に戻れるかもしれないと考えた日高<彩子>は、その伝説が言い伝えられている奄美大島へと渡る。そして、その奄美で日高に纏わる意外な足跡をつかむのだった。
天国と地獄 第4回目のあらすじ
また猟奇殺人が発生した。
日高<彩子>は、自分の体が殺人に使われたことに言葉を失う。
日高<彩子>は河原(北村一輝)の事情聴取を受けるが、その様子を冷静に見つめる彩子<日高>。聴取後、河原は彩子<日高>と日高<彩子>がやり取りする様子を目撃し、二人に疑惑の目を向ける。
後日、彩子<日高>が捜査本部専用の情報のデータベース化を買って出てきた。一体その目的とは?
その一方、陸(柄本佑)は、“血の付いた防護服”を、同居している彩子の家で発見してしまう。
日高<彩子>は証拠不十分で解放されたが、経営するコ・アース社は、会社の信頼が失墜しかかっていた。
そして、頼みの綱だった八巻(溝端淳平)は殺人鬼の彩子<日高>を恐れ、これ以上協力できないと言い出す。今のままでは自分が殺人犯になってしまうことに絶望的な気分になる彩子<日高>。
そんな中、二人に疑いを向けた河原が、事件の目撃者情報をつかんだ様子で・・・。
天国と地獄 第5回目のあらすじ
彩子(綾瀬はるか)は周囲の評判を聞けば聞くほど、日高(高橋一生)がサイコパスでなく、誰かを守るために殺人を犯しているのか? それとも、そもそも犯人ではないのかと考え始める。
そんな日高<彩子>を訪ねて、陸(柄本佑)が突然やって来た。
陸は同居人である彩子<日高>の最近の行動を不審に思い、彼女が利用しているコインロッカーが気になり、中を勝手に調べたところ、日高宛の手紙を見つけたため会いに来たという。
また同じ頃、日高社長が連続殺人の容疑者であることや事件に関する詳細など、警察が公表していない情報がSNS上に拡散され、コ・アース社は大騒ぎになっていた。捜査情報を漏洩したのは一体誰なのか?
一方、彩子と日高を疑う河原は、二人のつながりを調べる過程で、ある漫画のキャラクターに行きついた。
天国と地獄 第6回目のあらすじ
前回陸が見つけた、彩子<日高>が持ち続けているラブレターのような手紙。
その手紙の差出人が今回の事件の手がかりになると読んだ日高<彩子>は、秘書の樹里(中村ゆり)や妹の優菜(岸井ゆきの)に日高の過去に何か心当たりがないか探りを入れる。
その頃河原(北村一輝)は、連続殺人事件の発端となった3年前の事件で証言をした目撃者を問い詰めた結果、一人の怪しい人物に行きつく。
一方、八巻(溝端淳平)は賭博罪で逮捕した九十九(中尾明慶)から司法取引を持ち掛けられていた。九十九によると、日高が人を殺す日には共通点があるという。
次のターゲットは誰なのか?手掛かりになりそうなことを思いついた日高<彩子>は、陸(柄本佑)に協力を依頼する。
天国と地獄 第7回目のあらすじ
彩子<日高>は警察内で身元不明の遺体の中から「東朔也」という人物を探していた。
日高<彩子>と河原(北村一輝)もその名前にたどり着くが、事件とのつながりは見えてこない。
陸(柄本佑)からの情報を手掛かりに、殺人の共犯かもしれない「クウシュウゴウ」が現れるのを歩道橋で張り込んで待つ日高<彩子>。しかし、やって来たのは彩子<日高>であった。
ある日、日高<彩子>のもとに、父・満(木場勝己)から連絡が入る。妹の優菜(岸井ゆきの)と実家へ行った日高<彩子>は、満から日高に関する意外な過去を聞かされるのだった。
そしてその頃、誰にも発見されていない新たな犠牲者が──。
天国と地獄 第8回目のあらすじ
謎が深まる中、新たな猟奇殺人が発生してしまう。
現場検証が行われる中、彩子<日高>は東朔也が担ぎ込まれた病院へと再び向かう。
事件に日高の生き別れの兄が関わっているのではと考える日高<彩子>。
河原(北村一輝)も、日高と東朔也の関係、また彩子に対し推理の的を絞り始めていた。
一方、陸(柄本佑)は、病気で倒れた師匠・湯浅(迫田孝也)を放っておくことができないでいた。そんな陸に、湯浅はある頼みごとを持ち掛ける。
その後、八巻(溝端淳平)とコ・アース社に訪れた彩子<日高>は、日高<彩子>から思わぬことを告げられる。
天国と地獄 第9回目のあらすじ
歩道橋で彩子<日高>が日高<彩子>を階段に追い詰め、再び転がり落ちた二人は元に戻った。
その二人を河原は歩道橋下で見つけ、声をかける。しかし隙をついて、日高は逃亡。彩子も日高を追いかけると言い、河原の元から走り去っていく。
警察は、連続殺人事件への関与が濃厚な日高陽斗と東朔也に緊急配備をかける。その東朔也=師匠は日高の双子の兄で、陸(柄本佑)と奄美大島に向かっていた。
そして、兄を追って彩子と日高は奄美大島に向かう。
彩子は陸に「東朔也を捕まえる前に一度、日高に会わせて、その上で二人一緒に捕まえたい。
だからそれまで東朔也が警察に捕まらないようにしてほしい」と頼む。
一方、河原も無断で彩子の部屋を家宅捜索し、奄美大島に行くことに気づき、奄美大島に先回りしていた。
奄美大島へ向かうフェリーの中で、彩子と日高、東朔也と陸が再会し、双子の弟である日高が見守る中すい臓がんの東朔也が亡くなってしまう。
奄美大島に着いたフェリーに警察が乗り込み、彩子が日高に手錠をかけ逮捕する。
すると、河原が「望月彩子 犯人隠匿 および 証拠隠滅の容疑で確保」と彩子に手錠をかける。
【ネタバレ注意】天国と地獄の最終回は!?
そしていよいよ本日の最終回。
謎が深まるばかりで、いったい犯人は誰なのかネット上でも色々な考察が出されています。
真相は?真犯人は?
連行される二人。
犯行のキーポイントはSDカード?
田所さん殺しの凶器の石は指紋も取りにくく、彩子と日高の指紋しか確認されなかった。
彩子は犯人(日高)を確保したことで処分なしに。
陸は鹿児島県警で事情聴取を受けたが、聞かれたのは師匠のこと。
そんな中、陸がSDカードを発見。
彩子を守るために罪を認める日高。
河原は日高が犯人でなく、双子の兄である東朔也をかばっていることを見抜いていた。
そんな中、鑑識の新田さんがすごい発見をする。
東は事件当日か翌日に同じパン屋の紙袋を持っていた。
陸のつぶやき「師匠も最低だったけど、俺もなかなか最低かも」。
しかし、陸は鹿児島県警にSDカードを提出し、その情報が鹿児島県警から彩子に伝わる。
SDカードには東朔也のこれまでの犯行の自供が記録されていた。
彩子の取り調べに涙し、自分が犯人ではないことを認める日高。
ラストは、いつもの歩道橋で、再会した二人。
「入れ替わったのがあなたで良かったです、本当にありがとうございました」とお礼を言う日高。
そのまま別れようとした二人ですが、ん?満月の夜に再会した二人、最後にまた入れ替わってる!?
余韻のある最後にビックリでした。
まとめ
連続殺人犯と疑われた日高(髙橋一生)が見せるサイコパスの表情。そして入れ替わった後の綾瀬はるかのサイコパスの表情。どちらも魅力的な演技で、楽しませてくれました。
主役の二人ばかりでなく、彩子と同居する陸や、後輩の八巻、二人を追い詰める河原等、周りを固める俳優陣も個性豊かでドラマを盛り上げてくれました。
また、生き別れになった兄との再会、罪をかぶらせられ、アルバイト先をクビになってしまう。経済的に困窮しているところを弟である日高に見せたくない東朔也。
第9回目での彩子のセリフ「こんな誰を憎んだらいいのかわかんない話」、朔也に向かって「私はあんたを憐れんだりしない。今までどんなひどい目に遭ってきたとしても、どんな人生だったとしても、こんなに想ってくれる人を叩き落とせるなんて、あんたは正真正銘のサイコパスだから」と怒鳴りつける場面。
見れば見るほど、画面に引き込まれるいいドラマでした。