東京の目黒川は、川沿いの両岸に桜が植えられていて、桜の季節には歩くことも出来ないほどの大混雑となる、人気スポットです。
目黒川は東京都世田谷区上北沢にある将軍池を水源とする「北沢川」と世田谷区烏山にある高源院の鴨池を水源とする「烏山川」の合流地点である世田谷区三宿を起点とし、東京都品川区天王洲アイル付近で東京湾に注いでいる全長約8キロメートルの一級河川です。
私も目黒川の桜は大好きで毎年見に行くのですが、一人で行くことが多いので、中目黒駅周辺の若い人たちがいっぱいで、飲食店も並んでいる賑やかな近辺ではゆっくりお花見することはできません。
警備員さんが交通誘導もしていて、橋の上でゆっくりと写真を撮ることも難しい状況です。
どこか一人でゆっくりと桜を見てのんびりできる所はないかなあと毎年探していて、中目黒駅周辺と比較すると、あまり混雑していない穴場を見つけましたのでご紹介します。
目次
目黒川の桜のお花見スポット1:池尻大橋駅周辺
目黒川の桜をのんびり見たい方におすすめスポットその1は東急田園都市線池尻大橋駅付近です。
【目黒川の目に見える起点の大橋】
向かって左側が目黒川下流、右側が上流です。
目黒川は池尻大橋駅の数百メートル先が起点なのですが、暗渠となっているため、目で見える実質の起点は池尻大橋駅付近の「大橋」あたりです。
大橋付近から下流に向けての桜並木。左側の建物が目黒天空庭園の建物です。
大橋から下流に向かって桜並木が続いています。
比較的混雑していませんので、一人でゆっくり散策するのにピッタリです。
目黒川の桜のお花見スポット2:目黒駅周辺
目黒川の桜をのんびり見たい方におすすめスポットその2は目黒駅から歩いて10分以内の目黒駅付近です。
目黒駅から行人坂を下り、雅叙園を左側に見ながら先に進むと目黒川の太鼓橋に行き着きます。歩いて10分もかかりませんが、道が狭く、急な坂で車も通行しますので注意が必要です。
【行人坂を下ってたどり着く太鼓橋】
こちらから右手上流に向けては混雑していますが、それでも中目黒駅周辺に比べればそれほど人は多くありません。
ところどころにベンチもあるので、運良く座れたら、桜を間近に見て、ゆっくりとお花見ができます。
また太鼓橋から左手は段々と人も少なくなりますので、散策にピッタリです。
目黒川の桜のお花見スポット3:五反田駅周辺
目黒川の桜をのんびり見たい方におすすめスポットその3は五反田駅から歩いて10分以内の五反田ふれあい水辺広場です。こちらには五反田ふれあい水辺広場があり、座るところがたくさんあります。
また「ファミリーマートさくらてらす五反田店」が併設されているので、お弁当や飲み物を買ってゆっくりと桜を眺めることができます。
こちらのファミリーマートは、お店の外にテーブルとイスが出されることもあるので、そちらでゆっくりと食べたり飲んだりできるのも魅力です。
公衆トイレもすぐ近くにあって安心ですよ。
上流よりは桜並木が少なめですが、座ってゆっくりお花見を十分楽しむことができます。
目黒川の桜はいつが見頃なの?
目黒川の桜の見頃はいつなんでしょう?
毎年気候によって違ってはきますが、大体3月20日頃から4月10日頃が見ごろのようです。※行かれる際は必ずお花見情報を調べてからお出かけください。
満開はもちろん息をのむほどきれいですが、散り際に目黒川の川面一面が桜の花びらで覆われているのも、風情があってとてもきれいですよ。
目黒川の桜お花見で注意することは?
目黒川の桜は両岸に垂れ下がるように咲いていて、とってもきれいで、散策が楽しい川です。
全長約8Kmですので、上流の池尻大橋から下流の天王洲アイルまで歩くのも、ウオーキング好きな人でしたら一日で楽しむことができて、おススメです。
【目黒川下流の天王洲アイル周辺】
目黒川のお花見散策で注意することは、とにかく人が多く、狭い道も多いことです。
狭い上に車が通る道もありますので、通行には十分注意することが必要です。
特に混雑する中目黒駅周辺は、桜ばかりに気を取られていると、人にぶつかることもありますし、車も通りますので、ご注意ください。
せっかくのお花見散策で事故などないよう、十分注意して楽しんでくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、一人でも十分楽しめる、目黒川のお花見スポットの穴場をご紹介しました。
混雑を避けて目黒川のきれいな桜を楽しめる参考にして頂けましたら嬉しいです。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。